港町レデイさんからの投稿
この春、娘の大学進学を見届けて、ようやく子育てがひと段落ついた私ですが、新聞に載っていた「府立進学校の定員割れ」の見出しには、思わず立ち止まってしまいました。
舞鶴から車で1時間ほどのその高校、うちの息子も数年前に受験し、えらい必死で勉強していました。
「あそこに入ったら、将来が開ける」って、まわりもそんな空気でしたし、何より地域の誇りでもあったんです。
それがまさか、定員割れ…。
記事を読み進めてみると、背景にはやはり少子化。
加えて、最近は私立校の奨学金制度も充実してきて、「私立のほうが手厚い」と感じる家庭も増えてるそう。
さらに、通信制やオンライン授業の選択肢も広がって、中学生たちの「高校観」がずいぶん多様になってきたんですね。
でも、やっぱりもったいない。
地元に優秀な進学校があって、地に足のついた学びを支えてくれる先生方がいて…それって、どれだけ地域の財産か。
親としても、地域の大人としても、もう少し「地元の学校の価値」を伝えていく責任があるのかもしれません。
私の母校は定員の半分くらいしか集まらずに、いずれは統合されてしまうんじゃないかと心配しています。
この流れ、「このままだと止まらない」なんて言われていますが…私は、止めたい派です。
森本さん どうしたらよいのでしょうか?