ぷくぷくコンビの危ない火遊び

源泉交滸さんからの投稿です。

カチカチ山の狸が、山で薪をかき集めて背中にしよい込み、火遊びをするのは背中にやけどを負う危険と隣り合わせですが、当局の“ぷくぷくコンビ”(=福田豊明副市長と福田伸一生涯学習部長の2馬カコンビ)は、多くの疑念を抱え込んだまま、行政の指導者として‘‘倫理に背くことを無神経’’にやり過ごそうとしています。そのうちに疑念の問題に火が付けば大やけどすることは火を見るよりも明らかなことなのですが、当人たちは其のことを知ってか知らずか、脳天気に自らが描くはかない夢を追いかけているように見えるのは、由々しいことです。

当局は「思い描く図書館づくり」をキャッチフレーズに中央図書館を「誰もが集い、学び、交流できる地域の文化拠点」(『広報まいづる』)と美しくも楽しく謳いあげてはいますが、果たして西地区に出来る中央図書館が東地区の市民にとっても交流の場として相応しい場と思っているのでしょうか。東地区の市民は今まで利用していた「東図書館」を除去されてどの様に「誰もが集い、学び、交流できるJのに相応しい場と言えるのでしょうか、まさに絵にかいた餅とはこのことです。まさか当地の地理的要因を見落として独善的理想が先走り、まるで当地の地理が解っていない人の言葉のようだとは思いたくありませんが、言葉は便利なもので、理屈は何とでも言えて、装飾することも可能ですが、ともすれば言葉と実態とがかけ離れてしまうこともあることに注意を要します。

また、「思い描く」のは誰が思い描くのかと言う事が大事ですが、今迄の経過から読めてくるのは「当局の夢」であり、「当局の思い」ばかりです。「市民が主体の夢」ではない様に読   めてしまいます。このままでは東地区の市民は置き去りにされたまま、実態をうやむやの内に「夢」と言う甘い言葉でくるみ、あいまいなまま人々を誘導するロマンス詐欺の手口と重なります。まさか当局は市民を意図的にだましてミスリードするつもりなのでしょうか。その上、気になるのがなぜか図書館の「建設」を急ごうとしている気配です。これは「図書館」について熟議もせず既成事実を早く創ろうと事を急いでいるように見受けられることです。とりあえず建築工事にさえ取り掛かれば異論があっても無視すれば、後ば惰性で夢の図書館は実現すると踏んでいるように推測できるという思いが見え見えです。如何なる異論や反対があろうとも建設第一優先と考えている思いの後ろには、建設業者との間で表にはできない約束が隠されている様にも推測可能です。しかし、この建設第一と考えることは、最も危険なことです。なぜなら正当性の無いものを建設してしまうリスクは取返しの出来ない状況に追いやり、“ぷくぷくコンビ”の負の遺産(責任)を増大する行為となります。それは市民の負担を不必要に拡大することです。危機管理の要諦は、間違いに早く気付くこと、そして少しでも早く方向を転換してリスクを最小に抑えることです。間違っても、間違いをそのまま続けないことです。背中のやけどは小さいほど治りも早い。火遊びは厳禁です。