鴨田市長は恥を知れ!!

伊達直人さんからの投稿です。

『シベリア抑留』や『引き揚げ』の史実を『商業ベース』に乗った伝え方をして、正しく史実が継承できますか?
鴨田市長はじめ、行政に携わる者 全員が戦後生まれで戦争を知らない世代です。

『広島と長崎』に原子爆弾が投下されたのが、1945年8月の暑い日でした。
今から80年前の出来事です。
玉音放送によって国民に終戦が伝えられました。
外地にいた『日本国民』が、本土へ帰還を始めました。
これが『引き揚げ』の始まりなのです。
ちなみに『軍人』や『軍属』の帰国のことは、『復員』といいます。

ここからなのです。
『シベリア抑留』という悲劇が始まったのは、、、、。
日本兵や民間人 約60万人が強制的にソ連領内の各地に送られて、厳しい環境下で過酷な労働を強いられました。
この『抑留』で、約5万5000人を超える犠牲者が出たと言われています。
今の舞鶴市の人口の7割以上の人々が犠牲になられたということです。

昨日私は、『舞鶴引揚記念館』の嵯峨根館長とお話をさせていただきました。
今年も開催される『引き揚げ』を題材にした『朗読劇』について話をさせていただきました。
驚いたことに、『記念館の館長』ですらチケットを購入しないと、朗読劇が見れない!ということです。

主催者側は、この朗読劇の脚本を書くにあたっては『引き揚げ体験者』や『学芸員(2人)』『ユネスコ遺産に登録された資料』を参考に書いたとのことでした。
であるならばですよ!
この朗読劇に携わった『関係者』を、当日会場に招待するのが当たり前だと私は思うのですが、、、、。
当然、次世代に継承してくれる『学生語り部』の子たちも招待しなくてはいけないのではないでしょうか?

そもそも私が言いたいことは、『シベリア抑留』や『引き揚げ』の史実の継承を『商業ベース』に乗っかって行うな!ということです。

この舞鶴市は、戦後13年にわたって66万人もの『引揚者』をお迎えしたまちです。
毎年、10/7を『舞鶴引き揚げの日』と制定しています。
鴨田市長以下、私も含めて『戦後生まれ』です。
戦後80年が経ちました。
薄れゆく『シベリア抑留』や『引き揚げ』や『戦争の悲惨さ』をいかに後世に語り継いでいくかを考える時期に来たのではないでしょうか?

また、『引揚記念館』の使命としては別に、平和学習だけではなく『人権』や『命』についても若い世代に考えてもらえる施設でなければいけないと、私は思っています。

【追伸】

私は、『観光振興課、引揚記念館』この並びが納得できません!

鴨田市長は、まだ40歳代ですよね!
失礼ですが、『平和ボケ』しているのではないでしょうか?
『シベリア抑留』に関する本の1冊も読まれましたか??
この朗読劇を『舞鶴』で開催する意義がありますか??? 

(80年前の日本国民は、こんなオシャレな服装ではなかったです! 女性はモンペ姿が当たり前の時代でした。 これで史実が歪められずに継承できていますか?)
【戦争を観光目的に利用するな!】
【戦争をエンタメ化するな!!!】
【鴨田市長は恥を知れ!!】