とげ介さんからの投稿です。
舞鶴市のホームページに、職員採用試験のお知らせが載っていました。「まちづくりにあなたの力を!」という立派なキャッチフレーズとともに、「市民とともに考え、行動する職員」や「柔軟な思考で改革に挑む職員」を求めているそうです。まるでドラマのヒーローのような理想像が並んでいて、思わず「ほぉ~」と声が出ました。
けれども正直なところ、こうした人材に私は舞鶴市役所で出会ったことがありません。現場では、幹部が責任を取らず、現場の職員ばかりに無理をさせる。下請けに業務を丸投げする。そんな構図があちこちに見えてしまいます。市民の声が届かず、説明も不十分。これでは信頼しようにも難しいです。
理想を掲げるのは簡単。でも、本当に大事なのは日々の姿勢です。嘘をつかない、市民をいじめない、仕事を真面目にやる。まずはその「当たり前」を丁寧に積み重ねてほしい。市民は、スーパー公務員じゃなくても、誠実で人間味のある職員を求めてるんですよ。
募集要項の言葉が、ただの飾りにならないように。舞鶴のまちづくりを担うみなさんには、まず市民との信頼づくりをしっかりお願いしたいと思います。嘘のない、あたたかいまちづくり。そこに本当の改革の種があるんじゃないでしょうか。