「防災を楽しく・簡単に」という活動を始めたのは
沢山の挫折と経験があったから・・・
私の自宅は福井県の高浜原発から8km圏内、東北大震災の原発事故は他人事ではありません。
東北大地震後から防災活動を始めましたが・・・関心を寄せる人はごくわずか、防災に関して沢山の挫折を経験してきました。
一番衝撃だったのは地域の自主防災組織の設立がきっかけで町内会長どうしの対立がおこり、今まで続いてきた町内会連合が解散してしまった事です。
地域の皆で協力し助け合わなければいけない防災の現場で防災活動をきっかけに地域コミュニティが失われるというあり得ない自体に、行政は何もしてくれ無いどころか、火に油を注ぐような対応でした。
私は今までの防災のやり方に疑問をいだくようになりました。
その後も、沢山の防災活動を行ってきましたが結局の所「防災活動は楽しくない」という事に気がつきました。
防災に参加する方々って志が高すぎるのです。
高すぎる志はモチベーションが続かないし、周りの人たちもついて行くのが難しい・・・・