00:00:00:00 – 00:10:48:04
不明
休憩前に引き続き会議を行います。休憩中に各委員会が開催され、それぞれ正副委員長の互選が行われましたので、その結果について報告いたします。総務消防委員会委員長川口隆文議員、副委員長、古谷茂男委員、産業建設委員会委員長、今西克巳委員副委員長、小関義幸議員、福祉健康委員会委員長、田畑淳子議員副委員長、小杉悦子議員市民文教委員会委員長、谷川信二議員副委員長、中井麗子議員、予算決算委員会委員長、山本地平議員、副委員長、川口貴文議員議会運営委員会委員長、山本地平
00:10:48:04 – 00:11:21:10
不明
議員、副委員長、川口貴文議員原子力防災安全等特別委員会委員長、松田裕之議員副委員長、真下隆司議員閑谷ポンプ場整備に関する調査等特別委員会は変更がなく互選を行っておりませんが、委員長小関義幸議員、副委員長今西克己議員以上のとおりであります。
00:11:21:12 – 00:11:51:20
不明
なお、私は、舞鶴市議会委員会条例第2条第2項の規定により総務消防委員会及び予算決算委員会の委員を先程辞任しましたので報告いたしておきます。お諮りいたします。市長から第88号議案監査委員の選任についてが提出されましたので、この際これを日程に追加し、議題とすることに御異議ありませんか。
00:11:51:22 – 00:12:17:10
不明
異議なしと認め、これを日程に追加し、議題といたします。市長から提案理由の説明を求めます。ちょっとお待ちください。退席そうか、失礼しました。
00:12:17:12 – 00:12:31:13
不明
失礼しました。市長から提案理由の説明を求めます。鴨田市長。
00:12:31:15 – 00:13:05:25
不明
本日、市議会12月定例会を招集いたしましたところ、お集まりいただき誠にありがとうございます。ただいま上程されました第88号議案、監査委員の選任についてでありますが、杉島哲氏を監査委員に選任することにつきまして、同意をお願いするものであります。よろしくお願いいたします。
00:13:05:28 – 00:13:48:13
不明
お諮りいたします。本案については、直ちに採決することに御異議ありませんか。異議なしと認め、第88号議案の採決を行います。採決は押しボタン式投票をもって行います。ただいまの出席議員数は23人であります。本案について同意することに賛成の議員は、白のボタンを、反対の議員は緑のボタンを押してください。
00:13:48:16 – 00:13:56:14
不明
ちょっとお待ちください。よろしくお願いします。押し忘れはありませんか。
00:13:56:16 – 00:14:05:12
不明
教えれば押し忘れなしと認めます。投票を終了いたします。
00:14:05:14 – 00:14:14:24
不明
投票総数23票。これは先ほどの出席議員数に符合しております。
00:14:14:26 – 00:14:46:19
不明
そのうち賛成20票、反対3票以上のとおり賛成多数であります。よって、第88号議案は同意することに決しました。
00:14:46:22 – 00:15:11:19
不明
次に、日程第6、第82号議案から第87号議案までの6件を一括議題といたします。執行機関から提案理由の説明を求めます。鎌田市長。
00:15:11:21 – 00:15:52:14
不明
令和6年12月定例会の開会に当たり、ただいま上程されました令和6年度舞鶴市一般会計補正予算をはじめとする6件の議案の説明と合わせまして、現在の重点施策の取り組み状況等につきまして説明いたします。初めに、去る10月17日、長年舞鶴市民が活用を待ち望んできましたたかの友梨工場用地におきまして、アイリスオーヤマ株式会社との飲料水製造工場の立地に関する協定を締結することができました。
00:15:52:16 – 00:16:48:08
不明
本市における大型製造業の立地は、健康マヨネーズ株式会社西日本工場以来、実に17年ぶりのことであります。大和某舞鶴工場跡地であるたかの友梨工場用地は、平成19年9月の工場閉鎖以降、雇用を生み、地域経済の活性化につながる活用が市民の悲願でありました。当該用地は、豊富な地下水まなびの泉を有する好条件を備える広大な用地として、これまで関係者の協力のもと、積極的な企業誘致活動に取り組んでまいったところであり、このたびの立地決定に舞鶴市長として大きな喜びを感じております。
00:16:48:10 – 00:17:22:13
不明
関西地域では初となる飲料水の製造工場立地を決定いただきました。アイリスオーヤマ株式会社に心から感謝申し上げるとともに、強固な連携のもと誘致活動に取り組んでいただきました。京都府をはじめ土地所有者であり、地域の思いに応え、立地実現に多大なるご理解を賜りました大和紡績株式会社に対し、厚く御礼を申し上げる次第であります。
00:17:22:15 – 00:18:01:16
不明
このたびの工場立地は、本市にとって地域経済の活性化、新たな雇用の創出に大きくつながることはもちろんのこと、古くから地元に親しまれ、水田を潤し、人々の生活を支えてきた、まさに地域の宝である学びの泉が、アイリスオーヤマ株式会社の製品として国内外の多くの方に親しんでいただけることは、地域の誇り、郷土愛の醸成にもつながっていくものと大きな期待を寄せているところであります。
00:18:01:18 – 00:18:38:07
不明
市といたしましても、令和18年度完成予定の工場建設とその後の事業活動が円滑に図られるよう、しっかりと協力してまいります。また、アイリスオーヤマ株式会社には、今回の立地に合わせ、京都府並びに本市との防災協定を結んでいただき、災害の発生直後から避難所生活に至るまで、状況に応じた物資の調達供給について支援をいただくことになりました。
00:18:38:10 – 00:19:04:01
不明
宮城県に本社を置かれているアイリスオーヤマ株式会社は、2011年に発生した東日本大震災で被害にあわれた経験をきっかけに、自治体などへの支援に取り組まれており、本市におきましても、近年多発する大規模災害への対応力を向上させるものと考えております。
00:19:04:03 – 00:19:34:09
不明
なにより感謝申し上げますのは、私からアイリスオーヤマ株式会社に海上保安庁、海上自衛隊が所在する舞鶴の歴史や特性をお伝えしたところ、このたびの立地決定を契機として、第8管区海上保安本部舞鶴地方総監部とも物資の調達供給に係る防災協定を締結していただきました。
00:19:34:12 – 00:20:04:12
不明
こうした連携は、我が国全体の防災力向上にも大きく寄与するものと認識しており、市といたしましても、今後、アイリスオーヤマ株式会社、各機関との連携強化を促進する取り組みを展開してまいる所存であります。次に、日本海の冬の味覚の主役であるズワイガニ漁が11月6日に解禁となりました。
00:20:04:15 – 00:21:01:22
不明
残念ながら解禁日初日は悪天候により漁が延期されていましたが、9日には初競りが行われ、待ちに待った舞鶴蟹のシーズンが始まりました。今年は東京六本木ヒルズのラグジュアリーホテル、グランドハイアット東京の日本料理旬房におきまして、料理長自ら舞鶴にお越しいただき、厳選された様々な食材を使った料理を提供するグランドグルメTRIP京都舞鶴が11月16日から開催され、舞鶴蟹のほか、強鰆や万願寺和大浦地域で生産されたレモン、昨年、全国茶品評会で1位を獲得した舞鶴茶、地元の米で
00:21:01:22 – 00:21:37:14
不明
仕込んだ地酒などを提供いただいており、好評を博しているとお聞きしております。さらには、本市自慢の食材の全国的な認知と販路の拡大を図るため、このイベントに合わせ、グランドハイアット東京と舞鶴市がコラボレーションした動画広告をSNSなどで配信しているところであり、こうしたPRが舞鶴の誇りの醸成につながるものと期待をしているところであります。
00:21:37:16 – 00:22:31:01
不明
さて、戦後79年が経って、引き揚げ体験者が減少をたどり、人々の記憶が薄れゆく中で、去る10月12日に引き揚げやシベリア抑留の史実を次世代に継承し、引き揚げにかかわったまちの歴史を通して平和に対する意識の高揚を図ることを目的に制定した舞鶴引揚の日の取り組みの一環として、引き揚げの史実と再び繰り返してはならない戦争の悲惨さを後世に語り継いとともに、平和の尊さを世界へ、そして未来へ発信するため、市議会をはじめ多くの市民の皆様にもご参加いただき、平和祈念式典を開催しました。
00:22:31:04 – 00:23:24:16
不明
来年2025年令和7年は、戦後80年の節目を迎えるとともに、引き揚げの史実と平和の祈りを後世に継承する舞鶴引揚記念館に所蔵する資料がユネスコ世界記憶遺産に登録されてから10周年を迎えます。来年の節目に向け、本市の平和の取り組みを広く全国に発信する一環として、首都圏での発信を進めるべく、12月23日から26日まで東京駅丸の内KITTEにおいて、特別展示京都舞鶴世界記憶遺産日本遺産巡回展in丸の内を開催いたします。
00:23:24:18 – 00:24:20:21
不明
また、3月にも東京において関連博物館や大学とも連携し、若い世代が自らの言葉や最新の技術で伝える方法やその意義について考えるフォーラムの開催を予定しております。今年開催されたオリジナル朗読劇ユネスコ世界記憶遺産舞鶴への生還約束の地では、プロデューサーが引揚記念館を訪れられた際の衝撃と感動を創作につなげていただいたもので、豪華な声優陣やトップアーティストが出演された舞鶴公演が実現し、特に若い世代に引き揚げの支持率が伝わり、全国から引揚記念館へ来館いただいて
00:24:20:21 – 00:24:58:23
不明
おります。また、SNSによる情報の拡大にもつながっており、改めて芸術や文化、作品が持つ伝える力の大きさを実感するに至りました。つい先日も、俳優もされている演出家が引揚記念館に来館され、舞台化のお話も頂戴するなど、今後もご縁を大切にしながら、抑留や引き揚げをテーマとした歌や映画、舞台等の誘致にも努めていきたいと考えております。
00:24:58:25 – 00:25:51:09
不明
10月30日には、舞鶴市のシティプロモーションの一環として、首都圏のメディアに対し、ただいま申し上げた東京で実施する引き揚げの技術の継承や、舞鶴蟹をはじめとする食や観光の取り組みについて説明会を実施したところ、29媒体36名のメディアの方々にお越しいただきました。特に日本全体が体験者なき戦後を迎えようとする中、本市が独自に展開する次世代による継承について、学生語りべである大学生が若い世代の自分たちだからこそできる取組について発表し、高い関心をお寄せいただきました。
00:25:51:11 – 00:26:41:00
不明
説明会終了後には、新聞やオンラインニュースなど20以上の媒体で記事が掲載され、複数のメディアから舞鶴への現地取材の希望もあり、既に取材に来られたメディアもあります。今後とも、引揚のまち舞鶴としての本市独自の継承の取り組みと、城下町近代化遺産から成る2つの歴史文化ストーリーや豊かな自然に育まれた食を通して、多くの皆様に魅力を知っていただくことで、本市への来訪を促し、舞鶴の食と文化を楽しんでいただくことができるよう、情報発信に努めてまいります。
00:26:41:03 – 00:27:25:20
不明
京都舞鶴港の振興におきましては、去る11月13日、整備が進む港の更なる利用増加と地域経済の活性化につなげるため、5年ぶりの対面形式となる京都舞鶴港セミナーを福知山市内で開催し、天然の良港や太平洋側のバックアップ港湾としての役割など、京都舞鶴港の特性や利点等について広く発信するとともに、港の背後エリアで操業される企業関係者の方々との意見交換を実施しました。
00:27:25:23 – 00:27:54:10
不明
その中で、航路の充実、とりわけ舞鶴港と中国とを結ぶ直行コンテナ航路の再開を望む荷主企業の声を聞かせていただいたところであり、こうした企業ニーズや事業活動に貢献できる港の実現を目指して、航路誘致や集貨活動のさらなる活性化に取り組んでまいりたいと考えております。
00:27:54:12 – 00:28:41:08
不明
港を核とした賑わいづくりでは、地域、企業、行政等が一体となって、西港のみなとオアシス登録エリア周辺の地域振興につながる取り組みを進めているところであり、第8管区海上保安本部主催のBLUEフェスタ2014と同時開催しました。みなとオアシスイベント京都舞鶴ベイサイドフェスタは、市内外から多くの方に御来場をいただくとともに、今年は商店街のイベントとも連携して実施することにより、みなとエリアと西のまちなかとを結ぶにぎわい創出に取り組んだところであります。
00:28:41:11 – 00:29:33:13
不明
こうした取組の1層の充実とともに、多様な団体、企業等がにぎわいの活動を展開しやすいハードソフト両面での環境づくりに取り組むことで、ウオーターフロントを活用した本市ならではのにぎわいづくりとまちのさらなる活性化につなげてまいりたいと考えております。この中を経て、本年度から本格再開を目指す国際交流事業につきましては、5月に実施しました友好都市である中国大連市への訪問を皮切りに、大連市少年使節団の受け入れ、韓国ポハン市への青少年交流訪問団の派遣事業、2001年以来23年
00:29:33:13 – 00:30:20:11
不明
ぶりとなる大連市初期の本市受け入れなどを市民の皆様にも関わっていただく中で、各都市との友好交流、相互理解の促進に取り組んできたところであり、本格的な交流の再開を喜んでいるところであります。また、来年3月に予定している市内中高生を対象としたポーツマス市への英語研修事業では、語学力向上のみならず、文化や習慣の違いを肌身で捉えることから得られる人間的成長にも期待しているところであり、本市の国際交流事業においては、姉妹都市友好
00:30:20:11 – 00:30:53:03
不明
都市との交流の活性化はもとより、多様化する価値観や社会情勢の変化に対応できる国際色豊かな人材の育成に向け、様々な機会を活用した交流活動を推進してまいりたいと考えております。また、11月6日には、日生高等学校とカナダに所在する4年生総合大学デザイナー大学がパートナーシップ提携をされました。
00:30:53:05 – 00:31:28:22
不明
日生高等学校では、これまでからグローバル社会で活躍できる人材の育成を目指し、カナダへの短期研修をはじめとするグローバル事業を展開されており、そうした中で近年、海外大学、とりわけカナダの大学への進学を希望する生徒が増えていますが、海外大学合格の難しさや高額な費用を理由に海外大学への進学を断念する現状があると伺っておりました。
00:31:28:24 – 00:31:58:20
不明
今回のパートナーシップ提携では、レジャーや大学への指定校推薦や大学による給付型奨学金の支援が盛り込まれ、海外進学を希望する日生高等学校の生徒の大きな希望となり、本市の教育環境の充実にも大きく寄与するものとして、市といたしましても両校の国際交流を応援してまいります。
00:31:58:23 – 00:32:50:10
不明
次に、持続可能な医療提供体制の確保に向けた取り組みにつきましては、舞鶴市医療機能最適化検討会議を通じて検討を重ねているところであります。10月1日に行った第3回会議では、これまでにお尋ねをお預かりした各病院の診療情報や勤務する医師看護師アンケートの結果等を踏まえ、今ある医療機能の維持はもちろん、より質の高い医療の実現と医師看護師等の人材確保には、現在分散している急性期機能はまとめる必要があること、さらには病院の経営効率を高められる体制が
00:32:50:10 – 00:33:17:00
不明
必要であることを確認しました。この考え方のもと、これから目指すべき医療提供体制として、公的病院の再編統合を伴う5つのパターンに絞り、今後は関係機関等の意見等をお聞きしながら詳細なシミュレーションを行い、具体的な検討を行うこととしております。
00:33:17:03 – 00:34:05:02
不明
前回の会議後には、京都府立医科大学の学長を訪問し、会議の状況を報告し、ここまでの検討内容をご理解いただくとともに、多くの利害関係者がいる中でここまでの議論に至っていることに評価いただいたところであります。そうした中、市といたしましては、今後の議論をさらに深めていく前に、これまでの議論の経過やポイントを市民の皆様に丁寧に説明し、ご意見を伺うため、12月18日と23日に、これからの医療提供体制に関する意見交換会を開催いたします。
00:34:05:04 – 00:34:54:21
不明
この会では、本年6月から実施している舞鶴市医療機能最適化検討会議の経過を説明し、検討段階にある今後の医療提供体制のあるべき姿に対する市民の皆様のご意見やご要望を伺うために開催するものですが、地域医療を取り巻く現状と課題、特に地域医療を実際に支えておられる医師や看護師など病院職員の皆様が置かれている状況、医師派遣元である大学の状況、そして病院の運営面における状況について、市民の皆様にも理解を深めていただく機会とし、その上で、
00:34:54:21 – 00:35:47:02
不明
本市における持続可能な地域医療を確保するために何が求められるのか、共に考える機会にしたいと考えております。さて、10月12日に私は京都府認定フリースクール制度の小さな学校のスポーツフェスタに参加してきました。スポーツフェスタ当日は、卒業生や学校関係者、支援者の支えにより、4名の在籍生徒のうち2名が参加し、メディシンボールやリレー、障害物競走、手話、歌などの競技や演技が行われ、多くの方々の応援や支えに一生懸命応えようとする生徒の姿が印象に残りました。
00:35:47:04 – 00:36:11:00
不明
人と関わり、体験を積み重ねていくことが彼らの成長に重要であることを、共に活動する中で感じることができました。当日参加した生徒が製作したパネルには、心の灯を閉め切っていた。だんだんこんな自分は死んだ方がいいと思った。
00:36:11:03 – 00:36:55:10
不明
暗闇の5年、今生きている気がする。現実を受け入れることができた。先が見えると書かれており、子どもたちが苦しさを抱えながらも自立していくための学びの場の必要性を再確認いたしました。文部科学省の最近の調査では、不登校の小中学生の数が約34万人と過去最多になり、高校生も2年連続で増加しているのに加え、専門機関とつながっていない子どもが11万人以上に上ると言われております。
00:36:55:13 – 00:37:23:18
不明
不登校に苦しむ子どもたちの居場所であると同時に、人間としての成長を遂げる大切な学びの場、生きる力を育み、社会的自立を目指す場として、聖母の小さな学校と引き続き連携し、子どもたちの多様な学びの場を保障し、子どもたちが社会とのつながりが切れないよう支援してまいります。
00:37:23:21 – 00:38:05:02
不明
11月19日には、仲筋小学校からの依頼により、4年生の子どもたち約100人を前に学びの泉について講話を行ってまいりました。これは、以前私がPTA役員の一員として作成にかかわった学びの清水探検マップが縁となり、子どもたち自らが美しく清らかで、地域の誇りであり宝である学びの泉の素晴らしさを学び、次世代へつなげていこうとする思いのもとで行われた授業にお招きいただいたものであります。
00:38:05:04 – 00:38:55:19
不明
当日は、マップの作成を通じて、仲間と共感した地域への思いや願い、地域の人々の生活との関わりやその大切さ等について、子どもたちに語りかけ、同じ目線で対話をしてまいりました。本市の特色ある歴史や文化、豊かな自然や主要産業を学ぶこのようなふるさと学習は、子どもたちの豊かな人間性や社会性を育むとともに、郷土愛の醸成を図り、将来、地域社会に貢献できる人として成長するために欠かせない教育であり、仲筋小学校での実践は大変意義あるものと考えております。
00:38:55:22 – 00:39:40:16
不明
また、こうした背景のもと、先般決定されたアイリスオーヤマ株式会社による学びの泉の製品化は、本市の子どもたちのふるさと学習においても、その1翼を担っていくものと大きな期待を寄せているところであります。また、先般、福知山公立大学の地域経営学特別講義の講師としてお招きいただき、将来、自治体や地元企業で働きたいと考えておられる約70名の学生らを対象に、舞鶴市長として本市のまちづくりの取り組みについて説明し、意見交換する機会をいただきました。
00:39:40:18 – 00:40:13:00
不明
こうした地元就職を視野に入れた学生と直接対話し、本市の取り組みを伝え、共感していただくことは貴重な機会であり、また、学生視点による思いや考えをお聞きし、この先の市の施策に取り入れていくことは、将来、地域に想いを持つ若者が積極的にまちづくりに参画することや、地域の活性化につながるものと考えております。
00:40:13:02 – 00:40:58:10
不明
京都府北部地域の共通課題として、地域で育った子どもたちが大学進学を機に都会に出て就職し、地域に戻ってくる子どもが少ないという課題がある中で、今回の学生との対話を通じまして、大学や高等教育機関との連携の重要性や、義務教育や地域における教育の中で子どもたちの郷土愛を醸成し、地元地域で働きたいと思ってもらえるまちづくりを推し進め、若者が活躍できるまちづくりに取り組む必要性を改めて感じたところであります。
00:40:58:13 – 00:41:27:21
不明
本市が将来も希望ある持続可能なまちとなっていくためには、子育てしやすい環境づくりや子どもたちにとって望ましい教育環境の充実、本市の未来を担う若者が活躍できる環境を整えることが重要であり、引き続き関係各所と連携を図りながら、未来に希望が持てる取り組みを推し進めてまいります。
00:41:27:23 – 00:42:19:04
不明
さて、文化の秋10月から11月にかけまして、市内各所でさまざまな文化行事が開催され、私も舞鶴市総合文化祭の開会式及び特別合同祭典をはじめ、書道展や市民俳句大会、舞鶴市民合唱祭に出席させていただきました。会場で目にした作品や参加された皆様の生き生きとしたパフォーマンスは、いずれも文化の魅力や感動を伝えるすばらしいもので、まさに文化が喜びや生きがいにつながるものと実感したところであり、今後も引き続き市民の皆様の文化活動を応援し、文化の魅力があふれるまちを
00:42:19:04 – 00:42:55:02
不明
目指して取り組んでまいります。全国的に観光需要が回復している中、本市の観光拠点である赤れんがパーク周辺では、市役所前駐車場の整備工事が完了し、10月からはロータリー内に京都交通路線バスの乗り入れが行われ、赤れんがパークや市役所へお越しいただくことがさらに便利になったところであり、この秋も市内外から多くの皆様に訪れていただいております。
00:42:55:05 – 00:43:23:27
不明
9月には、赤れんがパークに隣接する旧小山施設において複合施設ATTICがオープンし、これまでになかった新たな魅力がふえたところであり、海上自衛隊によるオータムフェスタとウッディーハウスフェスタが同日開催された日は、周辺駐車場が満車になるなど、非常に多くの皆様にお越しいただきました。
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不明
さらに10月には、新しくなった市役所前駐車場を広場として活用し、海軍紫の甘いものが集う方、フリーフードフェスの開催に合わせ、9年ぶりに横須賀、呉、佐世保、舞鶴の旧軍港4市グルメ交流会を同時開催し、旧軍港4市の関係者にも協力をいただく中で、多くの皆様に食を通して舞鶴市に愛着を持ってもらうことができたものと考えております。
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不明
毎年、海上自衛隊に全面的に協力いただき開催しております舞鶴赤レンガハーフマラソンは今年で12回目となり、護衛艦が停泊する係留所ヘリコプターが並ぶ航空基地の敷地内を、施設内を走ることのできる全国でも類を見ないコースが人気で、今回は全国から過去最多の2750人のランナーにご参加いただき、盛大に開催することができました。
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不明
このように、現在進めている赤レンガ周辺等まちづくり事業は、本市の近代化遺産を象徴する赤レンガ倉庫群や長年にわたり強固な連携関係を築き上げてまいりました海上自衛隊が隣接するエリアという特性を最大限に生かし、周辺エリア一帯を賑わい創出魅力向上について官民が連携してハード整備とソフト事業に取り組んでいるところであります。
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不明
先般、海の京都が発表しました今年の7月から8月までの夏季期間中における京都府北部エリアの主要観光施設利用状況調査結果によりますと、期間中、本市の主要観光施設の利用者数は北部5市2町でトップとなっており、そのうち赤れんがパークの来訪者数は前年度比214を記録するなど、今後ますます訪れていただく方々が増加すると見込んでおります。
00:45:55:03 – 00:46:29:15
不明
市では、平成29年度に策定しました赤れんが周辺等まちづくり事業実施計画にお示ししているとおり、各地から赤れんがパークに来場いただいている皆様に対しまして、受益者負担の観点から赤レンガ周辺の駐車場の有料化を行い、その収入を施設の管理経費の財源として活用することで適切で持続的な施設運営管理を目指したいと考えております。
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不明
本定例会におきまして、関連する条例の改正案を上程いたしますので、議員各位におかれましては、御審議賜りますようお願い申し上げます。先週、11月22日に、専門的なプログラミング技術がなくてもアプリが簡単に作れるTを使って業務改革を競い合う金団舞鶴チャンピオンシップ2014を本紙主催で開催し、全国の自治体から予選を勝ち上がった4チームと舞鶴市役所代表の2チームによる第プレゼン大会となりました。
00:47:14:12 – 00:47:42:24
不明
この取り組みは、昨年度、金団甲子園2023と題して、全国で初めて本市が開催し、今年度は全国大会へとスケールアップしたものです。発表はどれも秀逸で、甲乙つけがたく、現場からの今よりもっと良くしたいという熱い思いがひしひしと伝わってくるものでありました。
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不明
全国的に、とりわけ労働人口の減少という大きな社会問題は、我々自治体も避けられないものであり、採用者確保の困難化、業務の高度化などの課題が山積し、本市職員の働く環境が年々厳しいものとなっていく中、それを乗り越え、持続可能な行政サービスを維持していく手段の一つとして、デジタル化は今や欠かせないものとなっております。
00:48:18:02 – 00:49:07:06
不明
今回、このように現場主導で自らの課題を整理し、できない理由から考えるのではなく、どうすれば自分たちの仕事がさらに良くなるのか、その結果、住民の皆さんの満足度、幸福度はどう上がるのか。いわゆるウェルビーイングな社会をデジタルによって実現しようと、職員が自分ごととして取り組んだこと、さらには全国の自治体の仲間とお互いの発表を共有し合えたことは、本市職員にとってかけがえのない経験であり、そこで得たものをしっかりと活かし、今後の業務効率化をさらに加速させてまいりたいと考え
00:49:07:06 – 00:49:40:20
不明
ております。10月に行われました第1回日本セキュリティ大賞では、本市のキントンの運用に対し、安全性と将来性について高評価をいただき、セキュリティ対策運用部門におきまして奨励賞を受賞いたしました。全体を通じ、自治体では唯一の受賞であり、今後も業務や働き方の改革を安全に推し進めてまいります。
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不明
また、市民の皆様に継続して質の高い行政サービスを提供していくためには、デジタル化だけではなく、職員それぞれが力を十分に発揮できるよう、労働環境の改善や働き方改革を迅速に進めていく必要があります。近年、我が国では、多様な働き方の実現に向け、様々な制度見直しや改革が進められています。
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不明
時間と場所を有効に活用できる柔軟な働き方が可能になれば、職員の地域活動やNPO活動への参加、また自らのキャリア形成のためのチャレンジにもつながります。そして、こうした業務外での経験と活動を通じて、職員がモチベーションを高め、市民サービスの向上につながる好循環が生まれるものと考えております。
00:50:44:21 – 00:51:18:12
不明
現在、職員の仕事と家庭の両立を支える時差出勤制度の導入をはじめ、心の健康を保つためのメンタルヘルスケア対策、安心して働ける環境をつくるカスタマーハラスメント対策の強化などの取り組みについて、庁内検討会議を設置して議論しているところであり、日本一働きやすい市役所を目指して様々な取り組みを進めていく所存であります。
00:51:18:14 – 00:51:47:01
不明
地方行政を取り巻く環境は厳しさを増しておりますが、改めてこの度のアイリスオーヤマ株式会社との飲料水製造工場の立地に関する協定を締結できましたことは、本市におきまして大きな希望であると感じております。これまでから多くの市民の皆様から大型の企業誘致を望む声をいただいておりました。
00:51:47:03 – 00:52:25:25
不明
製造業等の誘致は、昨年の舞鶴市長選挙において市民の皆様にお示しした大きな公約の一つであります。このように市民の皆様との約束を一つ一つ果たしながら、今後も引き続き本市が未来に向けて持続的に発展していくことができるよう、市民の皆様並びに関係各所と対話を重ね、全力でまちづくりに邁進してまいる所存でありますので、市議会におかれましては、ご理解とお力添えを賜りますようお願い申し上げます。
00:52:25:27 – 00:53:05:05
不明
それでは、ただいま上程されました議案につきまして、その概要を説明いたします。初めに、第82号議案令和16年度一般会計補正予算第5号についてでありますが、第7次総合計画後期実行計画においてお示ししておりますまちづくり戦略の安全で安心なまちづくりでは、生活保護費において医療機関への入院患者件数の増加などによる診療報酬費の増加に伴い必要となる扶助費の増額を措置する。
00:53:05:07 – 00:53:53:07
不明
医療扶助費を1子宮頚がんを予防するため、これまで市を挙げて取り組んできた積極的な勧奨によって増加したワクチン接種者に対応する予防接種事業費を追加して計上しております。次に、まちづくり戦略の魅力あるまちづくりでは、大阪関西万博を見据え、さらなる観光入り込み数や観光消費額の増加のため、本市が有する近代化遺産を活用し、インバウンドの受け入れ体制の強化を計2025大阪関西万博連携事業費を追加して計上しております。
00:53:53:10 – 00:54:41:20
不明
また、市政運営の基本方針では、人材確保が社会問題となる昨今、採用試験のWEB申し込みや働く場としての舞鶴市役所の魅力発信など、新たな取り組みを積極的に打ち出し、優秀な職員の確保に努めている中、人件費について、当初予算計上額と4月の人事異動等を踏まえた決算見込み額との差額について補正を行うものであり、補正額は歳入歳出いずれも1億3,615万円で、この結果、予算総額は380億2,274万円となっております。
00:54:41:22 – 00:55:33:24
不明
第83号議案令和6年度病院事業会計補正予算第1号につきましては、外部の臨時医師による宿日直業務の増加等に伴い、職員給与費の総額を7億1,053万円に改めるもので、予算総額の変更はありません。第84号議案06年度国民健康保険事業会計補正予算第2号につきましては、人事異動等に伴う人件費の補正を行うもので、補正額は歳入歳出いずれも400万円の減額で、この結果、予算総額は73億5,619万円となっております。
00:55:33:27 – 00:56:31:02
不明
第85号議案令和6年度介護保険事業会計補正予算第2号につきましては、人事異動等に伴う人件費の補正を行うもので、補正額は歳入歳出いずれも431万円で、この結果、介護保険事業会計全体の予算総額は91億5,210万円となっております。第86号議案令和6年度後期高齢者医療事業会計補正予算第1号につきましては、人事異動等に伴う人件費の補正を行うもので、補正額は歳入歳出いずれも226万円の減額で、この結果、予算総額は16億3,546万円となっております。
00:56:31:05 – 00:57:03:20
不明
次に、条例関係議案につきまして説明いたします。第87号議案の条例改正につきましては、舞鶴赤れんがパークの維持管理に必要な経費に充てるため、駐車場を有料公園施設とするとともに、舞鶴自然文化園の椿園及び向陽園を有料公園施設とする期間を改める等、所要の改正を行うものであります。
00:57:03:22 – 00:57:33:20
不明
以上が、ただいま議題となりました議案の概要であります。この後、予算関係の議案につきましては、詳細を関係理事者が説明いたします。何とぞよろしく御審議をいただき、御賛同を賜りますようお願いいたします。
00:57:33:22 – 00:58:04:10
不明
坂根財務部長。
00:58:04:13 – 00:58:35:29
不明
ただいまの市長からの説明に加えまして、第82号、議案第84号議案から第86号議案までの補正予算の詳細につきまして御説明申し上げます。数値につきましては、万円未満を切り捨てて説明をさせていただきますので、よろしくお願いをいたします。はじめに、第82号議案0は、6年度一般会計補正予算第5号につきましては、まず歳出において、それぞれの慣行に計上しております。
00:58:35:29 – 00:58:59:05
不明
人件費につきましては、当初予算計上額と4月の人事異動等を踏まえた決算見込額との差額について補正を行うものであり、職員の給料や退職手当を含む職員手当、共済費のほか、会計年度任用職員の配置に伴う報酬等について所要額を計上いたしております。
00:58:59:07 – 00:59:43:28
不明
人件費以外の補正につきましては、3間民生費、3項生活保護費では、医療機関への入院患者件数の増加などによる診療報酬費の増加に伴い必要となる扶助費の増額を措置する医療扶助費8,976万円を追加して計上しております。4上衛生費1項保健衛生費では、若者の子宮頚がんを予防するため、予防講演会の実施など、これまで積極的な勧奨により増加をしたワクチン接種者に対応する予防接種事業費3,890万円を追加して計上しております。
00:59:44:01 – 01:00:09:02
不明
7関商工費1項商工費では、来年度に開催をされる大阪関西万博を見据え、本市が有する近代化遺産を活用し、インバウンドの受け入れに必要な観光コンテンツのさらなる開発を図る。2025年大阪関西万博連携事業費420万円を計上、追加して計上しております。
01:00:09:04 – 01:00:39:07
不明
以上が歳出の概要でありますが、これら財源につきましては、国庫支出金による特定財源7,038万円、一般財源として繰越金6,577万円を充当することとしております。この結果、補正額は、歳入歳出いずれも1億3,615万円となり、予算総額は380億2,274万円となっております。
01:00:39:09 – 01:01:02:12
不明
また、債務負担行為につきましては、本年度末で契約期間が満了となる指定ごみ袋保管配送業務のほか、児童生徒尿検査業務、小中学校の教職員定期健康診断業務において、新たな契約に必要となる債務負担行為の期間及び限度額を定めるものであります。
01:01:02:14 – 01:01:35:21
不明
続きまして、第84号議案06年度国民健康保険事業会計補正予算第2号についてでありますが、歳出の1間総務費、1項総務管理費に計上しております人件費を当初予算計上額と4月の人事異動等を経た決算見込み額との差額を減額するものであり、補正額は歳入歳出いずれも400万円の減額となり、予算総額は73億5,619万円となっております。
01:01:35:23 – 01:02:12:16
不明
次に、第85号議案06年度介護保険事業会計補正予算第2号についてでありますが、保健事業勘定において、歳出の1間総務費、1項総務管理費に計上しております人件費を当初予算計上額と4月の人事異動等を経た決算見込額との差額を増額するものであり、補正額は歳入歳出いずれも431万円となり、介護保険事業会計全体の予算総額は91億5,210万円となっております。
01:02:12:18 – 01:03:11:29
不明
次に、第86号議案0は、6年度後期高齢者医療事業会計補正予算第1号につきましては、歳出において1間総務費、1項総務管理費に計上しております人件費を当初予算計上額と4月の人事異動等を経た決算見込額との差額を減額をするものであり、補正額は歳入歳出いずれも226万円の減額となり、予算総額は16億3,546万円となっております。
01:03:12:01 – 01:03:33:03
不明
市民病院管理部長。
01:03:33:06 – 01:04:05:24
不明
続きまして、第83号議案0は、6年度病院事業会計補正予算第1号の詳細について御説明申し上げます。本会計につきましても、金額につきましては万円未満を切り捨てて説明させていただきます。本議案につきましては、外部の医師による宿日直業務の増加や傘診療所の整形外科外来担当医師が臨時医師となったことから、医業費用の経費について予算不足が生じることとなりました。
01:04:05:26 – 01:04:31:01
不明
この不足分に対して、同じ医業費用である給与費予算額を減額する必要があるため、予算書第2条にありますとおり、他経費との流用が認められない職員給与費700万円を減額し、総額を7億1,053万円に改めるものであります。なお、本補正による予算総額の変更はありません。
01:04:31:04 – 01:04:50:01
不明
説明は以上であります。
01:04:50:03 – 01:05:15:06
不明
以上で、本日の日程はすべて終了いたしました。お諮りいたします。11月28日から12月8日までの間は、議案熟読等のため休会とし、12月9日の午前10時から本会議を開き、一般質問を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。異議なしと認め、そのように決します。
01:05:15:09 – 01:05:35:00
不明
本日はこれにて散会いたします。御苦労さまでございました。それでは、引き続き議場で議員協議会を開催しますので、議員の皆さんはそのままお待ちください。執行委員の皆様は御退席いただいて結構でございます。ありがとうございました。