避難所に避難しないという考え方

キーワード:エスケープ(escape)と シェルター( shelter)

災害で死なないための防災マップ作りで一番重要な考え方が
エスケープ(escape)と シェルター( shelter
この2つの言葉を理解すれば災害死から免れる確率は格段に向上します。

シェルター( shelter) とは?

シェルターで調べると、「戦争時の各種攻撃を避けて生き延びるために人間が一時的に利用する空間」と ウィキペディア には記載されています。
災害時の避難所も同じくシェルターです。
これが日本語で言う避難所です。
日本の避難の定義はこのシェルターに避難することが避難となります。

エスケープ(escape)とは?

エスケープで調べると「逃亡する」、「脱出する」、監禁・拘束・危険・災難などから「のがれる」ことと ウィキペディア には記載されています。
災害から「のがれる」こともエスケープに含まれます。
日本語では防災でこの概念はありません。

避難所に向かうのがあたりまえ?

被災時に避難所へ向かうのが当然だと大多数の方が思っているはずです。
行政の指導する避難も避難所に行くことが避難です。
でもそれは本当に正しいのでしょうか?
避難所の小学校に地域住民が全員避難してきたら満員にならないか?
小学校が水没したり、土砂崩れにあったりしないか?
小学校へ向かう橋が流されることは無いのか?
など考えたことは無いですか?
避難場所に向かう途中で被災したり、避難場所自体が災害に遭ったり、避難所に入れない可能性が無いなどとは決して言えません。

これからの防災は「エスケープ」が大事

ここで2つのキーワード 「シェルター」と「エスケ-プ」を思い出しましょう。
避難所に向かう=シェルター で命は守れると言い切れるでしょうか?
大事なのは災害に遭わないこと「エスケ-プ」の方が命を守る可能性が高くなるのではないでしょうか?
災害時には避難所へ向かうでは無く、災害から逃れる(エスケ-プ)事が重要なのです。

続きは執筆中



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